1833年の今日、エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズが生まれました。彼はラファエロ派前期のもっとも重要な画家の一人です。この絵は彼の遺作で、親しかった友人の詩人アルジャーノン・スウィンバーンに贈られたものです。愛の神が巡礼者を導くというこの絵の主題は、中世の詩人ジェフリー・チョーサーによる『薔薇のロマント』から取られています。バーン=ジョーンズ はこの詩をオックスフォードの学生だった頃に読みました。この詩はその後ウィリアム・モリスと共に制作した作品にも大きな影響を与えました。愛はキリストの使者としても描かれていますが、神話の愛の神としても描かれています。
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愛と巡礼者
油彩 キャンバス • 157.5 x 304.8 cm