ミイラっていいですよね!今日は、大好きなウィーンの美術史美術館のご厚意で、ミイラのマスクをご紹介します。
プトレマイオス朝時代、ミイラは入れ物で完全には囲われておらず、顔面を含むほんの一部だけが囲われていました。このミイラマスクは、モデルで型どられ、糊付けされた三層のキャンバスからできています。内側と外側の上質な漆喰の層は、構造の基礎として、そして金箔を張り付ける土台として機能しています。顔の金箔と3つの部分に分かれた黒と金色の輪状のかつらは、ミイラにされた人が裕福な人であったことを示しています。顔の金箔は、死者と太陽神の融合も象徴しています。
古代エジプトの他の埋葬儀礼―ファイユムの肖像について、ここから読むことができます!