ムーランルージュでワルツを踊る二人 by Henri de Toulouse-Lautrec - 1892 ムーランルージュでワルツを踊る二人 by Henri de Toulouse-Lautrec - 1892

ムーランルージュでワルツを踊る二人

  • Henri de Toulouse-Lautrec - November 24, 1864 - September 9, 1901 Henri de Toulouse-Lautrec 1892

≪ムーランルージュでワルツを踊る二人≫は、19世紀終わりのモンマルトルで繰り広げられた、パリの夜遊びの世界の主要人物を描いています。踊っている二人のうち一人の女性が道化師のシャ=ユ=カオ。その奥にいるのがシャンソン歌手のジャンヌ・アヴリルで、鑑賞者に背中を向けています。ロートレックは、社交的な場面を描くフランス絵画の伝統的な形式にのっとってこの絵を描いています。写実主義者らとは異なり、ロートレックはその場の情景を描き表すだけでは満足せず、社会の端にいる人々と自らを同一視し、自らの個人的な経験を絵画に刻み込みました。

P.S. よい午後を……ダンスとともに、なんてね? :)

それともトゥールーズ=ロートレックと一緒にキャバレーにでも行きましょうか!彼が描いたポスターはこちら