私たちはこのひと月、トレド美術館とともに活動を続けていきます。ーつまり、今月の毎週土曜日はトレド美術館のコレクションの一部を紹介していきます。是非楽しんでね!
フランス革命前に王立絵画彫刻アカデミーに認められたたった4人の女性のうちの1人であるアンヌ・ヴァライエ・コステールはマリー・アントワネットの支援を受けた熟練した静物画家でした。この油絵を筆頭にした絵画や、Still life with Game、TMA’s collectionはヴァライエ・コステールが女王に認められた年に描かれたものたちです。
ロブスターの静物画の中にある銀食器は銀細工師であったヴァライエ・コステールの父の作品である可能性が高いです。この銀の深皿にはヴァライエ・コステールのスタジオの窓や彼女がイーゼルに向かって描く姿が反射しているように思われます。
Still life with Gameそのものと、額縁は作品と同時代のものであり、フレーム職人のエリアンヌ・ルイス・アンファー[Erienne-Louis Infroit] (1720-1794)によって作られたものです。
あとがき:もしあなたが今お腹が空いているなら、ここのリンクにある可愛らしくて美味しそうなチーズとアスパラガスは見ないほうがいいですよ;)