ヴォルガの船曳き by Ilya Repin - 1873年 - 131.5 cm × 281 cm ヴォルガの船曳き by Ilya Repin - 1873年 - 131.5 cm × 281 cm

ヴォルガの船曳き

油絵 • 131.5 cm × 281 cm
  • Ilya Repin - August 5, 1844 - Spetember 29, 1930 Ilya Repin 1873年

ロシア美術を代表するこの名画は現在国立ロシア美術館の「イリヤ・レーピン、生誕175年記念展」で3月9日までご覧いただけます。モスクワにお立ち寄りの際は是非どうぞ!

1868年、サンクトペテルブルクのネヴァ川を帆走していた時イリヤ・レーピンは船を曳く男達に目を奪われた。川辺の遊歩道を華やかに行き来する街の者と打って変わり、装具にくくられた哀れな男達に彼は愕然とした。彼は2度ヴォルガへ足を運び、実際に船曳きと交流しこの大作に挑んだ。ロシア絵画を代表とするこの作品、『ヴォルガの船曳き』は風俗画史に新しい時代をもたらした。レーピンはヴォルガの光と風景、そして瞬間的な印象をとどめつつ普段から目にする場面を劇的に概括した。船曳きの男達は砂浜をゆっくりと移動する。どれほど歩いたかしれないが、彼等の道は果てしない。レーピンは我らが船曳きに同情するも彼等の不屈の精神に感銘を受ける。巨匠のこの忘れ難い画はそれ以前に描いたヴォルガの船曳きの肖像画が元になっている。レーピンは1873年に開催されたウィーン万国博覧会でその表現力からロシア帝国美術アカデミーによりヴィジェ=ルブラン賞を与えられ、『ヴォルガの船曳き』は世界的に有名になる。

P.S. コンスタンティン・コロヴィンの描くロシアの冬はこちらから!