ヌードの習作 by Amalia Lindegren - 1850年 - 33,5 x 26,5 cm ヌードの習作 by Amalia Lindegren - 1850年 - 33,5 x 26,5 cm

ヌードの習作

油彩/カンヴァス • 33,5 x 26,5 cm
  • Amalia Lindegren - 22 May 1814 - 27 December 1891 Amalia Lindegren 1850年

1850年代のこのヌードの習作は、アマーリア・リンドグレーンによるものです。彼女は、1850年に留学奨学金を与えられ、外国で美術を学んだヨーロッパで初めての女性。ストックホルムに生まれ、若くから才能を発揮し、マリア・ロール風のドローイングを描いて売っていました。1839年に油彩を描き始め、1842年にソフィー・アドレルスパッレの学生になり、その翌年、初めて展覧会へ参加しました。

1846年、彼女のドローイングは、画家で美術教師のカール・グスタフ・クバーンストロム(1810-1867年)の目にとまり、感銘を受けた彼のコネクションを通じて、彼女はスウェーデン王立美術院に学生として認められた4名の女性の1人となりました。他の3名はリーア・アールボーン、アグネス・ベリエソン、ジャネット・メラーです。当時、そのアカデミーで女性は、特例によってでしか美術を学ぶことはできず、1864年まで、女子学生は男子学生と同じ条件で学ぶことは正式には認められていませんでした。1850年、彼女はパリへ美術を学ぶための奨学金をアカデミーから受けた最初の女子学生となりました。追ってミュンヘンのアルテ・ピナコテークで、1854年から55年にはローマで学び、1856年のスウェーデンへの帰国前に、1856年のパリ万博に参加しました。今日の絵画は、スウェーデンの国立美術館のご協力で紹介しました。 今日の絵画は、スウェーデンの国立美術館のご協力で紹介しました。

みなさん、穏やかで素敵な火曜日を! 女性画家についてもっと学びたい方は、私たちのノートをチェックしてくださいね :)

P.S. こちらは、もっとも有名な女性画家の自画像10点、素晴らしいです!