今日の作品の紹介に協力いただいたのはフィンランド国立美術館。同館では、20世紀モダニズムの時代におけるフィンランド女性画家の役割と位置付けについて考える『モダン・ウーマン』展を3月27日まで開催中。フィンランドのモダニズム芸術を語る際には欠かせないヘレン・シャルフベックは、同展の花形の一人。今日は彼女の作品をデイリーアートでお楽しみください。
主題と表現スタイルを様々に変化させてきたシャルフベックは、1902年にヒュヴィンカーに拠点を移した後、より単純化、様式化されたモダニズムに傾倒していきます。雑誌や書籍でコンテンポラリー・アートの動向を追い、服とファッションにも興味を持ちました。そして、自立して自由な”ニュー・ウーマン”という、当時の新たな潮流が、彼女の主要な主題になります。特に注目すべきなのは、画家としての70年にわたるキャリアを通して描かれた一連の自画像作品。無名のモデルを描いたこの作品では、服は淡い色の幅広の筆致で描かれた格子模様で表現され、細面の顔は必要最小限の要素だけで構成されています。モデルの体は背景に溶け込んでいくようです。
P.S. ヘレン・シャルフベックの幻想的な作品はこちら。
P.P.S. 素晴らしい画家の作品満載のアートなノートブックをチェックしてみてください。
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