精密な描写を得意とし、「ビロードのブリューゲル」と呼ばれたヤン・ブリューゲル(父)は、フランドルで最初に花の静物画を描いて成功を収めた画家です。
中国の磁器製の花瓶「萬里」あるいは水差しに活けられたバラとチューリップを主とした花々。ブリューゲルは背景を黒にすることで、バラやスイセン、赤いチューリップを際立たせています。
今日の作品は、ハーグのマウリッツハイス美術館の協力で紹介しました。
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P.S. オランダの静物画に中国製の磁器が登場したのは、この作品が最初ではありません。オランダ人が中国の磁器に夢中になった訳はこちら!