アヤメの日 by Sophia Crownfield - 20世紀初頭 アヤメの日 by Sophia Crownfield - 20世紀初頭

アヤメの日

シルク平織りにプリント •
  • Sophia Crownfield - 1862 - 1929 Sophia Crownfield 20世紀初頭

今日はアヤメの日なので、アヤメの絵を紹介します!

このアヤメをデザインしたのはソフィア・クラウンフィールド。彼女は、1890年代から1920年代にかけて、米国のシルクと壁紙の大手メーカー数社のためにプリント柄をデザインする仕事に携わっていました。1889年にはニューヨークに拠点を移し、フリーランスのデザイナーとして生計を立てるようになります。自身と妹のエヴァの生活をデザインの仕事で支えていかなければならない中流労働者階級のソフィアにとって、デザインは単なる趣味の対象ではありませんでした。業界では多くの部分をフリーランスのデザイナーに頼っていましたが、彼らに対する仕事上の支援は乏しく、その成果が認められることも少なかったのが実情。彼女のキャリアはそんな現実の縮図でした。ソフィアが描く花の絵は、繊細なグラファイトのスケッチから、鮮やかな色遣いの習作まで、様々な種類の植物を見事に描き分けています。手直しを繰り返しながら、パターン・デザインの完成度を高め、最終用途に合わせて下絵を仕上げていったのです。

P.S. 他にも絵画に描かれたアヤメをご存知でしょうか?これはきっと知ってますよね!

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