ルビコン川のカエサル by Wilhelm Trübner - 1878年 - 48.5 × 61.5 cm ルビコン川のカエサル by Wilhelm Trübner - 1878年 - 48.5 × 61.5 cm

ルビコン川のカエサル

油彩/カンヴァス • 48.5 × 61.5 cm
  • Wilhelm Trübner - February 3, 1851 - December 21, 1917 Wilhelm Trübner 1878年

今日は動物好きにとっては特別な日。国際ドッグ・デーです!誉れ高いカエサルをご覧ください。

この絵のタイトルは、あの劇的な瞬間を思い起こさせます。タイトルが示唆するのは、紀元前49年、配下の軍団を従えて北イタリアのルビコン川を渡り、ライバルとなったポンペイウスを打ち破るべくローマに向かって進軍した指導者カエサル。この逸話から、後戻りできない一歩を踏み出して、重大な試練や挑戦に立ち向かうことを「ルビコン川を渡る」と言うようになりました。ヴィルヘルム・ライブルを中心とするミュンヘンの画家グループに参画していたヴィルヘルム・トリュブナーは、この逸話を犬のいる静物画と関連づけたのです。画家は、犬の鼻先においしそうなソーセージを置いて、カエサルと名付けたマスティフ犬の服従心を試しています。

犬はルビコン川を渡ってソーセージを食べたのでしょうか?

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P.P.S. 現代の画家をはじめ多くの画家は犬好きでした。犬が描かれたモダンアートをご覧ください!下記のコラムもどうぞ。