王女時代のエリザベス１世

この絵は、即位前のエリザベス１世の肖像画の中でも最も素晴らしく、人を惹きつける作品です。そこに描かれているのは、彼女の美貌と威厳、優しさと教養。おそらく父、ヘンリー８世のために描かれたもので、異母弟のエドワード６世のコレクションとして最初に記録されています。生地と宝飾品の豪華さを強調して入念に描かれた王女の衣装。シンプルなポーズをとるエリザベス１世の姿に添えられているのは２冊の本。小さい本は新約聖書、大きい方が旧約聖書だと思われます。

P.S. エリザベス１世は男女を問わず歴史上、最も人気のあった英国王の一人です。家父長制と戦って打ち勝った有名な女王たちはこちら！

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