外の空気を吸う時間ですよ!この絵を見た時に最初に思い浮かぶのは、新鮮な空気です。
クロード・モネは、雪を頂くアルプス山脈を背景にして、フレンチ・リヴィエラの人気スポット、アンティーブの歴史的中心地を描いています。燦燦と降り注ぐ南部の日差しを再現するために、モネは色の明度を強め、白をベースにして、鮮やかな青、赤、緑、オレンジといった色をその上に加えることで陰影を明るくしています。モネがこの土地で制作した作品の中でも、この絵は、サン=アンドレ要塞やグリマルディ城、ノートル=ダム=ド=ラ=プラテア大聖堂といったアンティーブの素晴らしい古い建築物を、ポンティユ海岸から眺める構図で描かれた一連の作品の一つとして際立っています。
クロード・モネは海を描くのが好きでした。「海、船、海岸のポストカード50枚セット」にもモネの海の絵がありますよ。
P.S. あまり知られていないモネに関する10の事実はこちら。きっと驚きますよ!