自画像 by Abraham Ángel - 1923年 - 81 x 72 cm 自画像 by Abraham Ángel - 1923年 - 81 x 72 cm

自画像

油彩/紙 • 81 x 72 cm
  • Abraham Ángel - March 7, 1905 - October 27, 1924 Abraham Ángel 1923年

アブラハム・アンヘルは、短い間ながらも輝きを放ったメキシコの画家。10代の頃に独自のスタイルを確立し、そのわずか3年のキャリアには、1920年代のメキシコ・シティを覆った社会と文化のダイナミックな変化が凝縮されています。わずか24点の作品で、メキシコ近代美術の歴史に不動の地位を築いたアンヘル。ディエゴ・リベラは彼を高く評価し、「この若者の人生には美しくないものはない。その絵は彼の人生そのものだ」と称賛しました。

1923年制作の印象深い自画像は、アンヘルについて多くのことを語っています。画家にまつわるコンテキストや絵のタイトルを知らなければ、モデルの人物を女性と認識するか、少なくとも男性とも女性とも判断しかねることでしょう。大胆かつ真っ直ぐな視線で、やや首を傾げて挑戦的な一瞥をくれるアンヘル。18歳にして自信に満ちた容貌は特筆すべきです。

19歳の年に、コカインを過剰摂取した状態でベッドで発見され、彼の人生は突然終わりを告げます。アンヘルの教師だったマヌエル・ロドリゲス・ロサーノとの実らぬ恋が原因と言われています。

今日の作品はプライド月間を記念して紹介しました。私たち、そしてアンヘルと同時代の人々と同様に、皆さんも彼の作品を気に入っていただけたら嬉しいです!

P.S. メキシコ芸術と言えば、真っ先に思い浮かぶ名前はフリーダ・カーロですね。彼女の人生は芸術と情熱的な情事で満たされていましたが、その作品に描かれた数々の苦難にも満ちたものでした。