花と偶像のある静物 by Paul Gauguin - 1892年頃 - 40,5 x 32 cm 花と偶像のある静物 by Paul Gauguin - 1892年頃 - 40,5 x 32 cm

花と偶像のある静物

油彩/カンヴァス • 40,5 x 32 cm
  • Paul Gauguin - June 7, 1848 - May 8, 1903 Paul Gauguin 1892年頃

紫色の背景を背に一輪の花を持ち、燐光を発しているかのような黄色い目をした神秘的な横顔の人物が、エキゾチックな花束の後ろから垣間見えます。本作のように、悪魔のような、あるいは得体の知れない容貌と静物の組合せは、その痕跡以外は人間の存在を欠いたスタイルであり、ゴーギャンの作品に早い時期から見られるものです。この小品に影響を与えたのは、1891年の最初のタヒチへの旅。ポリネシアの文化、自然環境や人々は、長きに渡ってゴーギャンに強いインパクトを残し、1895年には永住を決意します。ゴーギャンは1903年に亡くなるまでタヒチに住み、絵、版画、彫刻の制作を通してポリネシアの生活や神秘主義を探究したのです。

花の絵がお好きな方は、美しい花の絵のポストカード50枚セットはいかがでしょうか。

P.S. ポール・ゴーギャンはタヒチの女性を描いた絵で知られていますが、静物画も数多く制作しています。ゴーギャンの果物の静物画をご覧ください。