今日のナスカの鉢のようなユニークな傑作を紹介するのは、私たちの楽しみの一つです。
この陶器の鉢には、農業と戦いの関係が生き生きと表現されています。左上部に描かれている切り落とされた首の口から生える植物が象徴するのは、犠牲が生み出す豊穣。捕虜を掴んでいる中央の頬髭を貯えた仮面の人物は、飢えたネズミから収穫物を守るべく、野生の猫の力を利用しようとしています。どこに描かれているかわかりますか?
P.S. デイリーアートの使命の一つは、美術史上の傑作やその学術的意味を世に知らしめ、様々な美のスタイルを紹介することです。趣旨に賛同いただける方は是非、素敵な作品が満載の2025年版デイリーアート壁掛け&卓上カレンダーをチェックしてみて下さい!
P.P.S. アンデス地方の先コロンブス期芸術は素晴らしいですよ!ラルコ博物館所蔵のエロティックな陶器をご存知ですか?きっと驚きますよ。先コロンブス期芸術については、下記のコラムもご一読ください。