ボタン穴をかがるネズミ by Beatrix Potter - 1902年 - 11.1 x 9.2 cm ボタン穴をかがるネズミ by Beatrix Potter - 1902年 - 11.1 x 9.2 cm

ボタン穴をかがるネズミ

インク, 水彩,グアッシュ/紙 • 11.1 x 9.2 cm
  • Beatrix Potter - 28 July 1866 - 22 December 1943 Beatrix Potter 1902年

ヘレン・ベアトリクス・ポターはイギリスの作家、挿絵画家、自然科学者、自然保護活動家。菌類の研究とそれを描いた水彩画で広く知られ、菌類学の分野で高く評価されているポターは、『ピーターラビットのおはなし』『グロスターの仕たて屋』『赤りすナトキンのおはなし』などの児童文学で有名です。今日紹介するのは『グロスターの仕たて屋』のために彼女が描いた22点の挿絵の内の1点。

人々に愛されているこの物語で、仕立て屋は、素敵な桜色の婚礼用コートを市長に贈り、グロスターで最も有名な仕立て屋として賞賛されます。仕事の正確さと職人技を誇るように、ポターはこの魅力的なイラストに添えて、こんな文章を記しています。「何よりの自慢はボタン穴でした。そのボタン穴のかがり方は、実にきちっと ーきちっとしていてー 眼鏡をかけたおじいさんが曲がった指で、指ぬきをつけてかがったとは思えないぐらい。そのボタンのかがり方は本当に細かく ー細かくてー まるで小さなネズミさんたちがやったみたいなのでした!」

可愛いですね。

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P.P.S. 今日の作品を気に入った方は、ベアトリクス・ポターの素敵なイラストをご覧ください!